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●オトギリソウ科オトギリソウ属 03.08.15

 茎や葉、花などに腺体があるのが特徴で、腺体は普通赤い色素を含んで黒く見えるので、黒点または黒線と呼ぶ。
岩湧山では次の3種を確認している。カヤ原などで見られるオトギリソウは葉や花に黒点が多い、サワオトギリは葉や花に明点が多い。

全体に小型┬花弁・萼片に黒点・黒線─葉が茎を抱く→オトギリソウ
     └花弁・萼片に明点・明線─葉が茎を抱かない→サワオトギリ


野 草 大きさ
オトギリソウ 30〜60B 披針形・変異多し、黒点が多い 黒点、黒線が多い
サワオトギリ 15〜40B 倒卵形〜長楕円形、明点が多い・縁に黒点 明点、明線が多い

オトギリソウ
サワオトギリ

●オトギリソウ科ヒメオトギリ属
黒点がなく、花弁に腺体がないことなどからヒメオトギリ属とする。岩湧山では次の2種を確認している。コケオトギリの苞は卵形で丸い。ヒメオトギリの苞は線形で細い。

苞が丸い─雄しべが5〜8個→コケオトギリ
苞が細い─雄しべが10〜20個→ヒメオトギリ

野 草 大きさ 苞 葉 雄しべ
コケオトギリ 5〜30B 広卵形 葉と同形の卵形 5〜8個
ヒメオトギリ 15〜40B 三角状卵形 線形〜披針形 10〜20個